
パソコンのデータをUSBメモリだけに保存していると、
「突然読めなくなった」「容量が足りなくなった」ということもあります。
そんなときに心強いのが、外付けHDDやSSD。
大容量でバックアップに最適、長期保存にも向いています。
この記事では、HDDとSSDの違いや選び方のポイント、そしておすすめモデルを紹介します。
「パソコンの写真や書類を安全に保存したい」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの外付けHDD・SSD
🧩 外付けHDDとは?
HDD(ハードディスクドライブ)は、容量が大きく、価格が比較的安いのが特徴です。
写真・動画など、たくさんのデータをまとめて保存したい人に向いています。
据え置きタイプが多く、家庭や職場のバックアップ用として定番です。
💡 外付けSSDとは?
SSD(ソリッドステートドライブ)は、HDDよりも読み書きが速く、衝撃にも強いのが特徴。
軽量で静か、USBケーブル1本で使えるモデルが多く、
持ち歩きにも便利です。価格はHDDよりやや高めですが、最近は手の届く価格になってきています。
【1】ポータブルHDD(容量重視タイプ)
💽 バッファロー ミニステーション(HD-PCGU3-Aシリーズ)
パソコンのバックアップ用として人気の高いポータブルHDDです。
「たっぷり保存できる」「価格が手頃」「持ち運びにも便利」という3拍子そろった定番モデルです。
特徴
軽量&コンパクト
文庫本よりも小さく、バッグに入れてもかさばりません。
500GB~2TBまで容量が選べるので、保存したいデータ量に合わせて選べます。
USB3.1(Gen1)対応で転送もスムーズ
大きな写真フォルダや動画ファイルも、USB2.0の約10倍の速度で転送できます。
テレビ録画やゲーム機にも対応
一部のテレビ・レコーダーに接続して録画用HDDとしても使用できます。
(※テレビ用に初期化するとパソコンとは併用できません)
静音&低発熱設計
回転ディスクを使用していますが、音はとても静か。
長時間使用でも熱がこもりにくい設計になっています。
コスパが非常に良い
同容量のSSDに比べると価格が安く、コスパを重視する人におすすめです。
バッファロー ミニステーション HD-PCGU3-Aシリーズ
HD-PCG2.0U3-GBA(2TB) 寸法:幅75×高さ19.5×奥行117mm
HD-PCG1.0U3-BBA(1TB) 寸法:幅75×高さ14×奥行117mm
HD-PCG500U3-BA(500GB) 寸法:幅75×高さ11.5×奥行117mm
【2】ポータブルSSD(速度重視タイプ)
⚡ バッファロー ポータブルSSD(SSD-PUTシリーズ)寸法:幅23×高さ11×奥行68.2mm
スティック型の超小型SSDで、HDDよりも速く・静かで・衝撃に強いのが特徴です。
見た目は少し大きめのUSBメモリのようで、持ち歩きにとても便利です。
特徴
コンパクトで軽い
わずか約17gほどの軽量ボディ。
ノートパソコンと一緒に持ち歩いても負担になりません。
USB3.2(Gen1)対応で転送速度が高速
HDDの約3〜4倍の速さで、写真や動画のコピーがあっという間に終わります。
衝撃や振動に強い
回転部分がないので、落としたり持ち運んだりしても壊れにくく安心です。
静音性抜群
モーター音が一切ないので、カフェや職場など静かな場所でも気になりません。
スライド式のキャップレス設計で、外出時のデータ持ち歩きにも便利。
※新モデル(BKC)と旧モデル(BKA)がありますが、新モデルはデータ消去ユーティリティがついている最新モデルですが、旧モデルはその他の性能変わらず、少し安いようです。
まず、新モデルから紹介します。最新モデルがいい方はこちら
SSD-PUT1.0U3BKC (1TB)
SSD-PUT500U3-BKC (500GB)
次は旧モデルです。少しでも安い方がいい方はこちら
SSD-PUT1.0U3BKA(1TB)
SSD-PUT500U3-BKA (500GB)
📌 HDDは容量とコスパ重視、SSDは速度と信頼性重視で選ぶのがポイントです。
どちらも、信頼できるメーカー製を選ぶことで、データを安全に守ることができます。
✏️ 筆者が実際に選んだSSD
私自身は、ブログ用のデータやスクショを安全にバックアップするために、
バッファローのSSD-PUT1.0U3-BKC(1TB) を選びました。
理由は次の3つです👇
コンパクトで軽いので、パソコンに挿しておいても邪魔にならない
HDDよりも静かで熱も少ない
転送がとても速く、数百枚のスクショもすぐ保存できる
容量は1TBを選びましたが、これでスクショなら約100万枚分。
ブログの画像や資料をまとめて保存しても、まだ余裕があります。
💬 「バックアップを取っておくだけで、心の安心感が違う」
というのが、実際に使ってみて感じた一番のポイントです。
外付けHDDやSSDを選んだら、パソコンのデータを保存すると思いますが、保存する方法を、
「外付けストレージ(HDD/SSD)にWindows11のデータを保存する方法」で解説しています。
HDDとSSDの違いを知ろう
項目 | HDD ハードディスクドライブ | SSD ソリッドステートドライブ |
保存方式 | 円盤にデータを記録 (機械的) | メモリにデータを記録 (電子的) |
速度 | やや遅い (時に起動・コピー) | 速い (数倍の転送速度) |
耐衝撃性 | 衝撃に弱い | 衝撃に強い |
静音性 | 少し音が出る | 無音 |
価格 | 安い(大容量でもコスパ◎) | 高い |
向いている使い方 | 定期的バックアップ 長期保存 | 頻繁な持ち運び 素早い保存 |
HDDとSSD、どちらも魅力がありますが、
用途によって選び方のポイントが少し違います。
📸 写真・スクショ・動画をたくさん保存したい人
→ コスパ重視の HDD がおすすめ。
容量が大きく、まとめてバックアップしたい人にぴったりです。
💻 パソコン作業中のバックアップや持ち歩きを重視する人
→ 軽くて速い SSD がおすすめ。
音が静かで衝撃にも強く、カフェや外出先でも気軽に使えます。
🏠 家でじっくり保存派か、持ち歩き派か
この視点で選ぶと失敗がありません。
迷ったら、スピードと耐久性のバランスが良いSSDを選ぶのが安心です。
💡 迷ったら…
自宅で定期的にバックアップするなら「HDD」。
持ち運びやすさ・速度重視なら「SSD」がおすすめです。
外付けストレージの選び方のポイント
✅ 1. 容量は「今のデータ量×2倍」が目安
写真・動画が多い人は 1TB〜2TB がおすすめ。
WordやExcel中心なら 500GB前後 でも十分です。
✅ 2. 接続端子は「USB 3.0以上」を選ぶ
転送速度が速く、動画や大量データのコピーもスムーズ。
パソコンがUSB3.0対応なら迷わずこちらでOKです。
✅ 3. 持ち運ぶなら軽量・衝撃耐性ありのものを
外で使う場合は、スティック型のSSD が断然便利。
✅ 4. バックアップソフト付きだと便利
ボタン1つで自動バックアップできるモデルもあります。
初心者でも安心して使えます。ただし、付属ソフトは簡易版・体験版であることが多いです。
🧮 保存できるデータの目安(ざっくり)
容量 | 写真(2MB) | スクリーンショット (1MB) | 動画 (1分=100MB) |
500GB | 約25万枚 | 約50万枚 | 約5000本 |
1TB | 約50万枚 | 約100万枚 | 約10000本 |
2TB | 約100万枚 | 約200万枚 | 約20000万本 |
※画質によって保存できるデータは大きく変わるので、あくまで目安です。
まとめ
データは気づかないうちに増え、そして突然失われることもあります。
USBメモリやクラウドに加えて、HDDやSSDにも定期的にバックアップを取ることで、
「うっかり消してしまった」「パソコンが壊れた」ときにも落ち着いて対応できます。
🌸 バックアップは“安心を買う”こと。
ちょっとした手間で、大切なデータをずっと守ることができます。